「大容量IPM V1シリーズ」発売のお知らせ

三菱電機,ニュースリリース,「大容量IPM V1シリーズ」発売のお知らせ

「大容量IPM V1シリーズ」発売のお知らせ
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三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、一般産業機器のモーターを駆動・制御するインバーター向けインテリジェントパワーモジュール(IPM)※1に「大容量IPM V1シリーズ」を追加し、5月下旬に発売します。
※1:
Intelligent Power Module:IGBTを使用したパワーチップとその駆動回路、および各種保護回路を1つのパッケージに収めた電力用半導体モジュール
 大容量IPM V1シリーズ「PM200DV1A120」
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発売の概要

製品名 形名 仕様 サンプル価格
(税抜き) サンプル
出荷時期
大容量IPM
V1シリーズ PM400DV1A060 400A/600V 2素子入り 18,000円 5月下旬
PM600DV1A060 600A/600V 2素子入り 27,000円
PM200DV1A120 200A/1200V 2素子入り 18,000円
PM300DV1A120 300A/1200V 2素子入り 27,000円
PM450DV1A120 450A/1200V 2素子入り 40,500円
発売の狙い

近年、エネルギーを効率的に利用する観点から、一般産業機器のモーター駆動・制御には、負荷状態に合わせて電源周波数を可変するインバーターが多く用いられています。インバーターの出力段には、電流を高速にスイッチングするパワー半導体モジュールとして駆動回路、保護回路を内蔵したIPMが広く使用されており、IPMのさらなる低損失化、大容量化、小型化が求められています。
当社は1998年から一般産業機器用の2素子入りのIPMとしてVシリーズを発売していますが、今回、37kW以上のインバーターや15kW以上のサーボなど大容量モーターの駆動・制御用に、低損失で小型のV1シリーズを発売し、ラインアップを拡充します。
新製品の特長

インバーターの損失を20%低減
スイッチング素子のIGBTには、低損失なCSTBT™※2を使用しているので、インバーターの電力損失を従来品※3に比べて、約20%低減できます。
※2:
Carrier Stored Trench-Gate Bipolar Transistor:キャリア蓄積効果を利用した当社独自のIGBT
※3:
当社製「VシリーズIPM」PM300DVA120と「大容量IPM V1シリーズ」PM300DV1A120との比較
装置の小型化に貢献
大容量V1シリーズの外形寸法は、従来のVシリーズの小型パッケージ(120×70mm)と同じで、電極・取り付け穴などの位置も同じなので、置き換えが容易です。また、耐圧1200Vで定格電流450Aの大容量品も同じ小型パッケージでラインアップしていますので、装置の小型化に貢献します。
保護機能を向上
チップ個々の温度をモニターしているので、ケースの温度をモニターするVシリーズと比較して過熱保護機能が向上しています。
環境への配慮

EU加盟国で2006年7月以降に販売される電気電子機器に対し、特定有害6物質の含有を規制するRoHS※4指令に適合しています。
※4:
Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第一事業部 パワーデバイス営業部
TEL: (03)3218-3239 FAX: (03)3218-2723
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source - http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/0330.html

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