三菱汎用インバータ「FREQROL-D700」シリーズ発売のお知らせ

 
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三菱電機株式会社(社長:下村 節宏)は、現行の汎用インバータ「FREQROL-S500」シリーズの後継シリーズとして、高い機能を搭載しながらも価格を現行機種より約10%低く抑えた「FREQROL-D700」シリーズを4月21日から順次発売します。駆動するモーター容量も現行の3.7kWまでから7.5kWまでに広げ、ラインアップを21機種から26機種に充実します。
 まずは三相400V製品(計7機種)を投入し、以降、三相200V、単相200V、単相100V製品を順次発売します。
 汎用インバータ「FREQROL-D700」シリ-ズ
汎用インバータ「FREQROL-D700」シリ-ズ
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発売の概要

製品名 代表形名 相数・電圧 容量 価格
(税抜き) 発売日
三菱汎用インバータ
FREQROL-D700 FR-D740-0.4K 三相400V 0.4kW 100,400円 4月21日
FR-D740-0.75K 0.75kW 111,800円
FR-D740-1.5K 1.5kW 124,800円
FR-D740-2.2K 2.2kW 161,200円
FR-D740-3.7K 3.7kW 205,800円
FR-D740-5.5K 5.5kW 249,600円
FR-D740-7.5K 7.5kW 316,000円
発売の狙い

 モーター駆動機器の回転数を自在に制御するインバータは、可変速用途の拡大や省エネ意識の高まりで適用範囲が増大し、近年の市場からは高機能で取り扱いの簡単な製品が求められています。
 当社は今回、簡単操作でご好評をいただいている汎用インバータ「FREQROL-S500」シリーズの後継シリーズとして、欧州安全規格への対応をはじめ、高機能制御や長寿命化などを実現しながらも、価格を従来機種より約10%低く抑えた新シリーズを発売します。新シリーズの開発にあたっては、従来機種とサイズを合わせて置き換えを容易にするとともに、0.1kW~3.7kWだった従来機種の容量を7.5kWまで増やし、ラインアップを計26機種に充実しました。
 まずは三相400Vの製品(計7機種)を4月21日から投入し、三相200V入力の0.1kW~7.5kW(計9機種)、および単相200V入力0.1kW~2.2kW(計6機種)を2008年8月に発売するほか、単相100V入力0.1kW~0.75kW(計4機種)についても2008年9月以降順次発売していきます。
 販売台数はシリーズ合計で月産50,000台を目標とします。これにより、汎用インバータの裾野を広げ、事業規模の拡大を目指します。
新製品の特長

1. 欧州安全規格に準拠
欧州安全規格(EN954-1 Category3)に準拠した「セーフティストップ機能」を標準装備しているので、緊急時に回路を遮断し安全に止めることができます。

2. 高機能を標準搭載
(1) 当社インバータで初めて、パラメーター設定を保護する「パスワード機能」を搭載しました。
(2) 「汎用磁束ベクトル制御」機能の搭載により、始動トルクが1Hz 150%に高まりました。

3. 長寿命部品を採用し、寿命診断機能も搭載
長寿命部品を採用することにより、設計寿命10年※1を実現しました。部品寿命に起因するトラブルを未然に防ぐ寿命診断機能も搭載しました。

※1: 周囲温度 年平均40℃、出力電流 当社標準モーターの定格の80% 時

4. 従来機種と同一寸法
各製品の寸法は、インバータとして業界最小の従来機種(S500)と同一で、高さを128mmに統一しています。置き換えや現行機械への組み込みが容易です。
source - http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0327.html

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