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「紫外光源搭載密着イメージセンサー」発売のお知らせ
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三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、金融端末などで読み取りに使用する密着イメージセンサーの新製品として、紫外光に反応する特殊発光インキを読み取り可能な「紫外光源搭載密着イメージセンサー」2機種を、5月末から、国内および海外市場向けに発売します。特殊発光インキを読み取り可能な密着イメージセンサーの発売は世界で初めて※1です。
※1: 2008年3月25日現在。当社調べ
紫外光源搭載密着イメージセンサー
紫外光源搭載密着イメージセンサー
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発売の概要
製品名 形 名 有効読み取り幅 価 格 発売日 月産予定個数
紫外光源搭載
密着イメージセンサー UB2B108AX-UV 108mm 仕様、数量により
個別見積り 5月末※2 2000個
UB2B200AX-UV 200mm
※2: 標準納期は受注(仕様決定)後、3カ月
発売の狙い
密着イメージセンサーは光源と撮像素子、画像処理エンジンを内蔵した光学センサーで、ファクシミリ、スキャナー、複写機、金融端末などでの読み取りに広く使用されています。なかでも金融端末用には、紙幣の真偽判別、枚数・額面金額を判定するため、模様や色調などを細かく読み取れる高性能の密着イメージセンサーの使用が拡大しています。
近年は非常に精巧な偽造紙幣が流出しているため、紙幣には紫外線を当てると発光する特殊発光インキで情報が書き込まれるなど、数々の偽造対策が施されています。ところが、紫外光は材料の耐久性や特性などに悪影響を与えるため、紫外光対応のセンサーはほとんどなく、従来の金融端末に搭載されている密着イメージセンサーでは、特殊発光インキを読み取ることが非常に困難でした。
当社は1986年から密着イメージセンサーの生産・販売を開始し、複数の色で高速・高感度・高精度に読み取る技術が、国内外のお客さまから好評を得てきました。今回、特殊発光インキを読み取り可能で長時間の紫外光露光に耐える、高性能の金融端末用密着イメージセンサーを発売します。
新製品の特長
1. 370nmの紫外光での読み取りを実現
紫外光源として、波長が370ナノメートル(nm、ナノは10億分の1)の発光ダイオードを搭載したことにより、紫外光に反応する特殊発光インキで印刷した情報を読み取りできます。
2. 5種類の波長の光源から選択が可能
搭載可能な光源は、370nmの紫外光と、470nm(青)、520nm(緑)、630nm(赤)の可視光、940nmの赤外光です。これら5種類の波長の中から、紫外光を含め4種類までの光源を選択して搭載できます※3。
※3: 波長の組み合わせによっては対応不可能な場合もあります
3. 低消費電力
発光ダイオード駆動回路の工夫により、紫外光源を搭載しても、これまでの可視光/赤外光源搭載の密着イメージセンサーと同様に12V、0.5Aで動作し、低消費電力を維持しています。
環境への配慮
2006年7月から施行された欧州のRoHS※4指令の規制をクリアしており、輸出向けの製品にも安心して採用いただけます。
source-http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0325.html
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