三菱シーケンサ「MELSEC-Q」シリーズ「高速データロガーユニット」発売のお知らせ

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三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、生産システムの制御を行う三菱シーケンサ「MELSEC-Q」シリーズの新製品として、生産現場のさまざまなデータを簡単かつ高速に収集する「高速データロガーユニット」を、1月30日から発売します。
 三菱シーケンサ「MELSEC-Q」シリーズ「高速データロガーユニット」
三菱シーケンサ「MELSEC-Q」シリーズ
「高速データロガーユニット」

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発売の概要

品名/形名 仕様 標準価格
(税抜き) 発売日
三菱シーケンサ
MELSEC-Qシリーズ
高速データロガーユニット
「QD81DL96」 外部インターフェース:Ethenet10BASE-T/100BASE-TX
記録媒体:コンパクトフラッシュカードTYPE Ⅰ
シーケンススキャン同期:最短1ms周期
最大接続数:シーケンサCPU最大64台 180,000円 1月30日
発売の狙い

 近年の製造業では、需要変動への迅速な対応、稼働率向上、リードタイム短縮、品質向上、コスト削減などに対処するため、データを取得・蓄積し活用する必要性に迫られています。
ところが、これらのデータ収集にはこれまでパソコンをベースにした収集装置が使用されているため、耐環境性や耐用年数、コストに難があり、また製造装置の制御周期に応じた高速なデータ収集も困難でした。
当社は今回、生産システムを制御するシーケンサの中にある各種データを、パソコンなどを介さずに直接収集する高速データロガーユニットを発売します。
新製品の特長

1. パソコンレスで、シーケンサ内のデータをロギング
MELSEC-Qシリーズのベース(スロット)に装着し、FAネットワークに接続されたシーケンサCPUのデータを簡単かつ高速に収集してロギング(記録)します。本ユニット1台で最大64台のシーケンサCPUを収集対象にでき、データはコンパクトフラッシュカード(8GB)に記録するので大容量です。これまでのデータ収集方法よりもハードウェアコストとソフトウェアの開発コストを削減し、稼働後のメンテナンスコストも軽減します。

2. 高速ロギングにより、高精度解析を支援
同一のベース上に装着されたシーケンサCPU内のデータはシーケンサバス直結方式で高速に収集します。FAネットワークを経由していないので最新のシーケンサCPUの最小制御周期1msに同期したロギングが可能で高精度の解析に役立ちます。

3. データの可視化ソフトウェアにより、分析作業をサポート
収集したデータは表示ツールを用いて、パソコンなどにデータをグラフ表示できます。データ変化の前後関係、2地点間の時間差およびデータの変化量を簡単に知ることができ、分析作業が容易になります。
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 機器事業部 機器計画部 制御システムグループ
TEL: (03)3218-6610 FAX: (03)3218-6823
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source - http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/0126.html

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