三菱 形彫放電加工機「DIAX EA Advanceシリーズ」発売のお知らせ

http://reuse-pro.com/
三菱 形彫放電加工機「DIAX EA Advanceシリーズ」発売のお知らせ
新しいウィンドウが開きますリリース全文(PDF:236KB)
前のページへ戻る
印刷用ページへ
このページ
 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、形彫放電加工機「DIAX(ダイアックス)EAシリーズ」の新機種として、3次元CADデータに対応した新型制御装置「M7-Advance」を搭載し、加工性能と操作性を向上させた「EA Advanceシリーズ」3機種を2月15日より発売します。
 本製品は、「2008三菱電機放電・レーザ加工機中日本プライベートショウ」(2月15日~16日 於:三菱電機名古屋製作所)で展示・実演します。
 形彫放電加工機「DIAX EA Advanceシリーズ」
形彫放電加工機
「DIAX EA Advanceシリーズ」
写真を拡大して見る
発売の概要

製品名 型 名 標準価格(税抜) 発売日 生産予定台数
形彫放電加工機 EA8PV Advance 1,550万円 2月15日 月産10台
EA12V Advance 1,550万円 月産15台
EA28V Advance 2,170万円 月産10台
発売の狙い

 電子機器部品、自動車部品、モバイル機器などの小型・高機能化に伴い、金型も、より微細化・高精度化する傾向にあります。金型加工に欠かせない放電加工への要求も高度化し、加工性能の向上はもとより、加工プログラム作成の容易化、最新加工条件のバージョンアップ等、操作性の面での向上も求められています。
 当社は今回、3次元CADデータに対応した新制御装置「M7-Advance」の搭載により、加工性能を向上するとともに、加工前段階での段取りや操作性も向上させ、微細化・高精度化する金型市場への対応を強化します。
新製品の特長

1. 新制御装置「M7-Advance」搭載により、加工性能を向上
(1) 3次元CADデータを活用して最適加工条件を作成し加工性能を向上 【3D-Advance】
3次元CADデータに対応した新制御装置「M7-Advance」が、放電加工電極と加工対象(ワーク)の3次元モデルを解析し、放電加工状態の変化を予測して最適な加工条件を作成することができます。これにより、安定した加工と加工時間の短縮を実現します。
解析に使用するワークの3次元モデルには、切削シミュレーションソフトの出力結果も使用でき、切削と放電を組み合わせた効率的な加工を支援します。
(2) 複雑加工形状の簡単プログラミングを実現 【Easy-Advance】
加工プログラムの作成は、加工形状別の設定画面により必要なパラメータを入力するだけで最適な加工条件を自動選択できる簡単プログラミングです。従来、高度なノウハウが必要とされる複雑な形状についても、ガイドに沿って操作すれば簡単にプログラミングできます。
(3) Webサイト(DIAX-NET)から、最新のシステムソフトウェアに更新可能 【Net-Advance】
サービスWebサイト(DIAX-NET)から、システムソフトウェアや加工条件のバージョンアップが容易にできます。これにより、常に最新のソフトウェアで加工可能です。

2. 新型の「小型V電源」により、省エネを実現
新型の「小型化V電源」搭載により、消費電力を従来比※1 20%削減できます。また、多結晶ダイヤモンド(PCD)などの超硬特殊材も高速・高品質に加工できます。

※1: 当社製 EA8PV・EA12V・EA28Vとの比較において

3. 「新GF2制御」(オプション)により、グラファイト電極使用時の生産性を向上
電極形状の微細化、電極素材である銅価格高騰への対応、高生産性の追求などにより、近年グラファイト電極の使用比率がますます高まっています。今回、グラファイト電極を使用して放電加工を高速化できる「新GF2制御」を搭載(オプション)することにより、電極の消耗をさらに抑えるとともに微細形状での異常消耗をなくし、生産性を従来比※1 15%向上させることができます。
source-http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0212-b.html

0 件のコメント :

コメントを投稿